かわいいクーリー
お彼岸の今日、朝一番で港北ニュータウンまで花を買いに出かけた。
なんでわざわざ車に乗ってそこまで買いにいくかと言うと、理由はただ一つ
「安い!」
両手一杯抱えるほどの花を買っても2、3千円くらいで納まる。
花を買って、ココアパパの実家にまず寄る。
実家と言ってもすでに両親はなく、パパの兄も病気でなくなり
家にいるのは兄嫁とゴールデンレトリバーのクーリーとJ・Rテリアのジョジョ
クーリーはこの9月で14歳になった。大きなワンちゃんにしてみれば長生きなおじいちゃん。
J・Rテリアのジョジョが家に来る前、バーニーズのロビンが癌にかかり数年前に
5歳で亡くなっているのだが、
クーリーが今リンパ腫に侵されここ1~2年、病院通いが続いている。
久しぶりに行ったら、いつもはジョジョとともに2階で生活しているクーリーが
1階の部屋で大きなサークルの中に入り、寝ている。
それでも私の姿を見つけると、一生懸命私の挨拶に答えようとしている。
思わず、涙が出た。
初めのうちは抗がん剤も効いていたようだ。
だけどもう手は尽くされてしまったらしい。
のどを圧迫するリンパの腫れのせいで息が苦しい・・・
それでも顔、頭になでても貰うことを喜ぶかのような瞳を見ると
なんとかしてあげたいと思う。
私の顔を見るのもこれで最後かもしれないと
思っているのだろうか・・
「クーちゃん、またくるね」といって立ち上がったわたしの顔を
瞳をそらすことなくすーっとみている。
帰路に着く車の運転中、涙が止まらなくなった。
義兄たちが結婚して暫くしてクーリーがやって来た。
まだコロコロとした赤ちゃんだった。
暫くたつとペロペロと私の顔を嘗め回し、
あのおおきな体で思いっきり飛びついてきた。
多摩川へバーベキューしに行った時は元気に川で遊んでいた。
あの可愛いクーリーが来年の春にはいないかもしれない。
今日はしめっぽくなってしまった。
今日は玄関からベランダを
抜ける風が涼しく
ウトウトしているココアです。
by chibitatsurumi | 2006-09-23 22:07